● ダイエットによい野菜＆ダイエットに効く食べ方

1. 玉ねぎ
タマネギに含まれ辛みを出す酸化プロピルという成分は、血液をサラサラにする働きを持っている。加熱調理するとトリスルフィドという物質に変化し、肥満やコレステロール、中性脂肪を低下させる作用がある。 生で食べてもよし、加熱して食べるもよし。

2. 昆布
昆布はカロリーが少ないが、繊維質が豊富に含まれている。繊維質を豊富に食べると満腹感を感じるだけではなく、昆布のヌルヌルした成分が脂肪の吸収を防いでくれる。 便秘と宿便にもよく効く。昆布が嫌いな場合にはワカメを食べてもよい。その効果は変わらない。ワカメのヨード成分が甲状腺ホルモン（チロキシン）を作り、皮下脂肪を分解してくれるからだ。

3. ニンニク
生で食べるよりは、油や酢で熟成させて食べた方がダイエット効果がより大きい。ニンニク粉末に酢を入れ、さらにヨーグルトに混ぜると美味しいデザートとなる。ニンニクをみじん切りにしてオリーブ油に入れて食べてもよい。コレステロールの数値を下げて体脂肪を燃やしてくれるので、便秘で下腹が膨らんだ感がある人、体がよくむくむ人にはその効果はより大きい。

4. 人参
人参は、宿便により体が重く感じ、肌にトラブルが生じたときに食べると「すっきりした感」を感じられる効果がある。肝臓を浄化し体内の毒素を排出させ、肌まで綺麗にしてくれるありがたい食材。 ダイエット中には風邪などにかかりやすくなるが、人参のビタミンAは病原菌に対する抵抗力を高めてくれる。火を通さないで生で、または人参ジュースにして摂取するとよい。

5. 唐辛子
トークショー・スターで肥満であるオフラー・ウィンフリーは毎日唐辛子の粉を少量ずつ食べたという。日本では唐辛子を利用したダイエット飲料も発売されている。唐辛子の辛みを出すカプサイシンはエネルギー代謝と関連する交感神経を活性化させ、カロリー消費を増大させる。唐辛子を食べると摂取したカロリーの約10％を消費できる。