効能別足マサージ9つの方法
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● 効能別足マサージ9つの方法

1.疲労回復
足の裏の真ん中「湧泉」というツボを押す。このツボは腎臓の反射区で、ツボ押し棒で4秒以上3~4回じっくり刺激してあげると、体の老廃物を尿と共に排出を促し疲労感を和らげる。

2.消化促進
湧泉の下の部分を数回ツボ押し棒で押してあげる。この部位は胃、十二指腸、小腸の反射区で、胃もたれや消化不良に効く。

3.飲み過ぎ
飲みすぎで肝臓が弱ったときに足の薬指の付け根の部分を押してあげる。この部位は肝臓の反射区で、4秒程度3~4回繰り返し刺激を与えると肝機能の回復効果がある。

4.性機能の増強
かかとの部位は生殖線の反射区で、この部位を下から上に向かって強く掻くように4~5回刺激する。

5.脳の疲れ、腹痛
親指は脳と肝臓の反射区で、仕事や睡眠不足で脳が疲れているときに刺激してあげるとよい。親指の裏側はお腹と関係が深いため、腹痛やお腹にガスが溜まっているときに揉んであげるとよい。毎日親指のツボを5分ほど刺激すると高血圧の予防にもなる。飲みすぎで肝機能が低下しているときには親指がむくんだり色が変わったりすることがある。

6.便秘や目の疲労回復
人差し指を揉んであげると、便秘、糖尿、鼻づまり、目の疲労、食中毒に効果がある。人差し指の先がむくんだりしわが寄っているのは胃機能が弱っている信号である。

7.循環系の活動促進
中指を刺激してあげると循環系の流れがよくなる。動悸や息切れの改善にも効果的である。

8.消化機能の改善
薬指には胆のうのツボがある。消化機能の低下、こむら返り、手足のしびれ、お腹にガスが溜まっている場合、この指を揉んだり引っ張ってあげるとよい。

9.集中力向上
小指をこまめに押したり揉んであげると、頭をすっきりさせ、なお腎臓と膀胱の機能改善をも促す。特に長時間集中しなければならない学生や社会人には役に立つマッサージ方法である。
※足裏を部分的にマッサージするとき、足全体を一緒にマッサージをすると効果を高められる。
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